¥84,480(参考価格)
発売日:2021/06/21
炊飯量
5.5合
炊飯メニュー
炊き込みごはん おこわ おかゆ
最大消費電力
1080W
サイズ
290x220x351mm
保温時間
24時間
内釜
本土鍋&内なべフッ素コーティング
重量
7.4kg
marin_z
価格.comで購入
投稿日時:2021/06/29
【デザイン】 ミネラルブラックは真っ黒ではない炭黒色で優しい色味、マットな質感は高級感があります。余計な装飾が無いシンプルデザインは全体的にスッキリとしており、ごちゃつきがちなキッチンや食卓テーブルに置いても主張をあまりせず悪目立ちもせず、ある意味、インテリアに馴染みやすいかと思います。 【使いやすさ】 操作パネルは画面サイズ、数字ともに大きく見やすいです。複雑な調理メニューが無いぶん、操作もシンプル、間違いようが無い感じですね。 【炊き上がり】 炊いている最中からいつも(今まで)よりも濃厚な甘い香りが漂い、期待に胸が高まりました。普段食べているお米はゆめぴりか、それとたまたまお付き合いでいただいたノーブランド米もあったので両方炊きました。どちらも甘さともっちり感が数倍倍増!旅館などでいただく土鍋ご飯を食べているようでした。毎日こんなに美味しいご飯を炊飯器で炊いて食べられるのは素直に嬉しい。特にノーブランド米はもともと甘さや粘りも少なめの軽い食味だったのがブランド米に近づいた感じさえしました。お米の底力?を引き出したのでしょうか。 冷めたご飯もちゃんと甘みともっちり感があります。お弁当持ちにもとても良いですね。 【サイズ】 本土鍋が入っているのでそれなりの重さはあります。大きさも他の土鍋炊飯器は使ったことはありませんが、とても美味しいご飯が炊けることを思うと許容範囲、普段はキッチン内のカウンターに置いています。人が集まる時はテーブルに移動する事もあるので取っ手が無いのは少し不便です。 【手入れのしやすさ】 外観は表面がさらっとしているので手跡等も付き辛くフキンでサッと拭くだけでOKです。内蓋もマグネット式でカチッと一発ではめられるのは気持ち良いです。内釜もコーティングが素晴らしく普通の土鍋のようにはくっつかずに取り分けしやすい。炊く時の水蒸気も内側フレームにほとんど溜まらないのは衛生的でいちいち拭く必要が無いのも楽。そして付属のしゃもじまで優秀!今まで使ってきたどれよりもご飯粒が付かない!というか全く付かない!洗うのも非常に楽です。 【機能・メニュー】 美味しいご飯を炊くためだけの炊飯器なため、近年よくある煮込み調理やケーキを焼く等のメニューはありません。付属のお米計量カップにはお米の他に大麦1割と3割のメモリがあり、まだ使いこなせていませんが健康志向のご飯ライフのためにこれから麦ご飯を始めようと思っています。 【総評】 日々のご飯炊きのプチストレスを軽減してくれたり、なんと言っても甘くて美味しいご飯を炊飯器で炊けることは気持ちを豊かにしてくれますね。美味しいご飯に合わせておかずも少し頑張ったり、色々な銘柄のお米を食べてみたくなりました。 今までは美味しいご飯を食べたい時は土鍋やル・○ルーゼ鍋でガス炊きしていましたが(暑い季節は苦痛、土鍋はお手入れ大変、時間・気持ちに余裕がある時だけです)、これからは鍋の出番が確実に減るでしょう。
コヤマタカヒロ
投稿日時:2021/06/28
内なべに土素材の土鍋釜を使ったタイガーの圧力IH炊飯器のフラグシップモデル。2021年モデルは<炊きたて>シリーズの50周年モデルだった20年モデルを更にブラッシュアップさせた製品となっている。製品発表直後に短期間だが、製品を借りられたのでその間にレビューしてみた。 【デザイン】 全モデルを検証したマットな表面仕上げ。カラーはブラックとホワイトの2色を用意する。非常に高級感のあるデザインと、大型液晶ディスプレイの採用により使い勝手の良さを両立している。 【使いやすさ】 基本的なメニュー操作は全て液晶ディスプレイをタッチして行う仕組み。このため、ボタンの三つと非常に少なくわかりやすい。利用できる炊飯モードは非常に多いが分かりやすかった。ただし、本体を持ち運ぶためのハンドルなどがない点には注意。土鍋釜を採用していることもあり、本体質量は約7.4kgと重い。これに炊いたご飯が入っていると10kgは超えることもある。ご飯を炊いたあとに炊飯器をダイニングテーブルに移動させるライフスタイルには使いにくい印象だ。 【炊き上がり】 タイガーの炊飯器の最大の特徴はもっちりとした食感と強い甘み、そしてお米の香り。その基本は踏襲しながらも今回のモデルでは非常に一粒一粒のハリが強くなったように感じた。粒感が強くなったことにより、シャッキリ感が増し、ご飯のバランスの良さがアップしている。 【サイズ】 本体サイズは、幅290×奥行き351×高さ220mmで、5.5号炊きの炊飯器の中では最も大きいクラス。特に横幅の290mmは他にはあまりなく、一般的な炊飯器よりも4,5cm大きい。食器棚によってはぎりぎりになるため注意したい。 【手入れのしやすさ】 内なべのほかは内蓋などの洗浄が必要。土鍋釜は重く、落とすと割れる可能性もあるため、注意が必要だ(ただし5年の内なべ保証がある)。天面はフラットなので拭くだけでOK。内部のフレームはメンテナンス性が高いステンレス製となっている。 【機能・メニュー】 1合だけ美味しく炊ける「一合料亭炊き」機能や70銘柄の炊き分け機能を搭載。さらに3段階の火加減調節機能を搭載しており、おこげも楽しめる。また、麦ごはんや玄米、雑穀にも対応。それらの炊き込みごはんメニューも用意する。炊飯機能の高さも魅力の一つだといえる。 【総評】 元のトップクラスにご飯を美味しく炊ける炊飯器だったタイガーの「土鍋ご泡火炊き」シリーズ。新たに搭載した「丹精仕上げ」により、よりバランスの良いご飯が炊けるようになった。また保温精度がアップしているのも見逃せない。従来モデルは炊き上がりの良さが際立つ分、保温時の劣化が気になったが、今モデルではかなり改善されている印象だった。 本体の大きさや重さといった注意点はあるが、現在トップクラスに美味しいごはんが炊ける炊飯器であることは間違いない
弱酸
投稿日時:2021/06/26
三洋の炊飯器「匠純銅おどり炊き ECJ-XP2000」を10年間愛用しています。 少し前に炊き方にムラが出てくるようになってしまったため買い替えを検討していました。 三洋 ECJ-XP2000とせめて同等くらいに美味しく炊けるものを探しているときにモニター募集を知り申し込みました。 【デザイン】 さらさらした手触りで上品な色合い。高級感があります。 取っ手がない分デザイン性が上がっていますが、頻繁に移動するような方は注意が必要かと。 【使いやすさ】 タッチパネルの操作は楽です。 銘柄指定で主要なもの以外は銘柄がディスプレイに表示されないのは不便(声では教えてくれます)。 中蓋がマグネットで取り付ける際にピタッとなる感じが気持ちいい。 内釜は重いといえば重いですが、現在使用している純銅製の内釜に比べればはるかに軽いため扱いやすいと思いました。 内釜の開口部のすぐ下に一合炊飯用の中蓋を乗せるための出っ張りがあり、水を捨てる際に米が引っかかり一緒に流れて行きにくくなっていました。 【炊き上がり】 もっちり、ふっくらとした炊き上がりで、後味に甘味を強く感じます。 炊き込みご飯は土鍋の本領発揮。 お焦げも美味しく、弁当にしてももっちりとした食感が持続しておりとても美味しい。 銘柄指定はものによるようです。 コシヒカリはとても美味しく炊けますが、つや姫はべちゃっとして美味しくない。 はえぬきは美味しく炊けるが感動するほどではありませんでした。 一合料亭炊きはかなり美味しく炊けます。銘柄指定で炊くより美味しかった。 早炊きは30分程度で炊き上がります。 芯までふっくらさせる代償なのでしょうが、全体としてべちゃっとしており今ひとつです。 保温は優秀です。12時間後、若干の黄ばみはありますが味は十分に美味しい。 もちろん炊きたてには劣りますが、許容範囲と思いました。 【サイズ】 大きめです。 【手入れのしやすさ】 洗うものも内釜と中蓋のみで少なくてよい。 ただし、金属製の釜と比べ、釜にこびり付いたご飯を落としにくいです。 水を張って少し置いたのちに洗うなどの工夫が必要そうです。 【機能・メニュー】 銘柄指定、一合料亭炊きなど多機能。 銘柄指定は楽しい。色々なお米を炊いてみたくなります。 【総評】 よくできた炊飯器と思いました。 特に炊き込みご飯は素晴らしい。 お焦げも美味しく、もっちりとした食感で冷めても美味しい。 土鍋ならではと思いました。 銘柄指定は銘柄によって美味しく炊けるものとそうでないものがありそうです。 コシヒカリはとても美味しく炊けます。 米どころに生まれ育ち美味しい米を食べてきましたので、正直コシヒカリは普通のお米と捉えておりました。 当機種で炊いたコシヒカリの美味しさにびっくりいたしました。初めてコシヒカリをとても美味しいと思いました。 甘味、旨味が強く、ご飯のみで美味しいのでおかずがいらないほどです。 コシヒカリのポテンシャルを最大まで引き出しているように感じました。 一方でつや姫は今ひとつ。というより美味しくない。これはとても残念です。 おひつ保温も優秀です。 忙しい平日などは、朝に夕食の分のご飯をまとめて炊くという選択肢もありだな、と思いました。 総じて優秀な機種と思いましたが、同時に10年前の機種である三洋 ECJ-XP2000の完成度の高さを再認識させられました。 少量でも美味しく炊けますし、高速炊飯でもそれなりに美味しく炊ける上、信じられないくらいに早い(わずか15分!) 当機種(タイガー JPL-G100)の方が明らかに優れているのは炊き込みご飯と保温性能くらいと感じました。 以下、私のような三洋難民に向けてです。 目指すご飯の方向性がやや異なる(三洋はしゃっきり寄り、タイガーはもっちりふっくら寄り)ので注意が必要です。 いつも食べているお米がコシヒカリならばおすすめできますが、そうでないなら妥協ということになるかもしれません。 妥協するにはお値段が高すぎますので、私なら難民継続です。 朝に1日分のご飯をまとめて炊く、炊き込みご飯をよく食べる、お焦げが好きというのであれば一考の余地あり、です。
まろひま
投稿日時:2021/06/25
【デザイン】 スッキリしている 【使いやすさ】 使いやすい 【炊き上がり】 流石です。 柔らかめでも 固めでも ご飯1粒1粒がしっかりしていて 今までで1番美味しく感じられた。 保温したご飯が苦手なので 殆ど保温をしなかったけれど 今回12時間保温してみて 嫌な匂いやパサつきもなく 美味しく食べる事ができた。 弁当用に1合だけ炊いても 美味しく炊ける。 【サイズ】 少し大き目なので レンジ台下に オーブントースターと並べては置けなかった。 【手入れのしやすさ】 取ってがない分 拭きやすく 釜と内蓋だけなので 以前使ってたものより 手入れがらく。 【機能・メニュー】 内釜でお米を研ぐことができるのが良い。 【総評】 やっぱり炊飯器は味だと思うので それは大満足です。 炊きたても 炊き込みも 保温も 全てにおいて美味しく感じられました。 高価な物なので 内釜が5年保証なのはうれしい。
tmtm106
投稿日時:2021/06/24
【デザイン】 これぞ炊飯器という佇まいからただよう高級感は圧巻です。表面の手触りはとてもサラサラとしており一般的な炊飯器との違いを感じます。 【使いやすさ】 大きなタッチパネルなので誤操作しにくい。文字サイズも大きくくっきりしており視認性がよく高齢者でも見やすいと思う。 【炊き上がり】 ふっくらもっちり、そして、お米の甘さも感じられる炊き上がりで、この炊飯器の特徴である本土鍋の凄さを感じました。我が家では朝に合わせて炊飯をするので「おひつ保温」のしくみは夕飯まで美味しくお米を保温してくれるのでとても重宝します。 【サイズ】 全体的にミニマルなフォルムで大きさもごく一般的な炊飯器サイズです。 ただ本土鍋ということもありズッシリとした重さを感じます。 【手入れのしやすさ】 マグネット式着脱内ぶたは食器洗い乾燥機対応なのが便利。 内釜やフレーム部分も布巾でさっと拭きやすい形状になっておりカピカピになったお米が溜まるといったこともなさそうです。 【機能・メニュー】 現代のニーズに合った少量炊きや、70種類のお米の銘柄炊きわけ、麦、雑穀、玄米を美味しく食べられる炊込みメニューなど最上位機種ならではというべき多彩な機能がそろっています。どんなご家庭でも満足できるような仕上がりですね。 【総評】 今回モニターとして提供してもらいいつも当たり前のように食べているお米がこれほど美味しくなる最新の炊飯器の進化にとても驚きました。
Nico/Nico
【デザイン】[エクリュホワイト] 白を基調としたシンプルだが、シルバーをアクセントとして、物理キーと同色で統一されており高級感がある。 【使いやすさ】 一番使う機能が物理キー(予約・炊飯・取消)となっており、メニューの選択もタッチディスプレイにて、ワンタッチで行えるので手間が省けて使いやすくなっています。 【炊き上がり】 火かげんと炊きわけ(しゃっきり~もっちり)でお好みの炊き上がりを調整出来ます。土鍋と高火力で炊き上げるだけあって、お米の甘さとツヤとハリが際立っています。おひつ保温は12時間経過した時点でも、黄ばみやパサつきやにおいも抑えられており感動しました。残った冷や飯を翌日に電子レンジで温めて美味しく食べられた時に、ハッキリと違いを感じられました。 【サイズ】 高級な炊飯器は似たような形状かもしれませんが、横幅が広いなと感じました。 【手入れのしやすさ】 内ぶたの脱着がマグネット式で手入れがしやすいです。本体外側の清掃は取っ手が無いので手入れがしやすいと思います。 【機能・メニュー】 音声でメニュー名や操作を読みあげる機能は 便利です。15種類の豊富メニューと、おひつ保温など魅力的な機能を持ち合わせています。 【総評】 モニターとしての評価となります。白米銘柄指定炊きや中ぶたをセットした一合料亭炊きなど試せていない機能・メニューはあります。試してみるのが楽しみになる、期待を裏切らない最上位機種だと思いました。
はじめての一歩
投稿日時:2021/06/22
【デザイン】 やはり最上位機種であるため、一般的な形の炊飯器でなく端正なデザインです。 【使いやすさ】 前は日立の炊飯器を使用していたので、機能面は各メーカーで若干の違いはあれど、感覚は難しいとは思いません。内蓋が磁石なのではめ込み式の日立より楽ですね。やはり、最上位機種、銘柄炊きがあって米の品種によって最適な炊き方になります。しゃもじが自立するしゃもじですが、我が家は炊飯器横に指すタイプだったので、しゃもじが倒れないか不安でした。あとハンドルがあると便利かなと思いました。 【炊き上がり】 今回、銘柄炊きにして炊き上げましたが、ちなみに品種はキヌヒカリです。一口食べてみて同じ米かと思うくらい全く違うご飯になりました。御飯がモチモチしてふっくらと粘りが出て、めちゃくちゃ美味かったです。 【サイズ】 前の日立製と長さが少し短く高さが高い感じがしました。ずっしり感があります。 【手入れのしやすさ】 前の日立製はスチームカットの機能がありましたが、この機種にはありません。蒸気は日立製より出ますが問題ありません。蒸気が出る分、炊飯器内に水分が溜まらないので手入れは楽になりました。内蓋がマグネットで付けれるのは便利です。 【機能・メニュー】 前の炊飯器より機能が増えました。銘柄炊きや火加減、ご飯の感触などが選べるのは良いですね。自分の好みの炊き方ができます。ただ、銘柄炊きにすると火加減やご飯の感触は選べません。 【総評】 今回、モニターで発売前に使用させてもらいましたが、ご飯の美味しさを改めて感じさせられた一品です。
1965自由人
【デザイン】 全体的の「どっしり」としていて存在感がある。色は白よりも黒がいいですね。 【使いやすさ】 操作ボタンと表示パネルは大きく、文字も大きいので操作も判りやすい。内鍋が土鍋なので、重量がありお米を洗い炊飯器内にセットするとき、注意が必要です。 【炊き上がり】 とにかくご飯が美味しい。炊き込みご飯も、炊き分けで「しゃっきり」にしてカレーも、どちらも美味しいのですが、単純に白米を標準の炊飯で炊き上げ、ご飯に味噌汁、焼き魚に漬物か葉物野菜のお浸し。もうこれで充分です。 もっと極端に言えば、ご飯の上に梅干し一つ+お茶の方がよりご飯のおいしさがわかります。 【サイズ】 以前の炊飯器より一回り大きい。かといって邪魔になるわけでもなく、ワゴンの上にぴったり収まる大きさです。 【手入れのしやすさ】 内鍋がやや重いので、洗う時は落としたりぶつけたりしないように。 【機能・メニュー】 以前の炊飯器はパンが焼けたり、多機能でしたが我が家には必要のない機能でした。この機種はご飯を「おいしく炊く」ことに特化した機能だけなので、 機能的には我が家にぴったりな炊飯器です。 【総評】 ご飯が本当に美味しく炊けます。以前の炊飯器(ネットで 12,800円で購入) は、その前の機種の蓋が壊れて買い換えましたが、正直「失敗した」と買った直後に思いました。 我が家では、炊飯器は使用頻度(週5回ほど)が高く、やはりある程度いいものを購入したほうが良いと思います。 が、この機種は最安値価格でも12万以上と高額商品です。とても我が家では購入できません。今回たまたまモニターに当選し利用することができましたが、 そうでなければ、実際に購入するのは、せいぜい2万~3万円程度、頑張っても5万円以内でしょう。 製品自体の性能だけであれば4.5点以上ですが、私は価格ありきの製品だといつも思っているので4点と評価させてもらいました。
多賀一晃
投稿日時:2021/06/23
昨年の炊きたて 50周年記念で、デザインを一新した最高モデル JPL-A100。今年のモデル JPL-G100は、その51年目のモデルです。一言で言うと50年モデルのリファイン版。使い勝手のよさ、味の再現性を含む安定感が魅力です。 今回、メーカーよりサンプルを借り、テストした。 【デザイン】 タイガーの一時代を築いた360°デザインは、機能が追加されるうちに、トールボーイになったためでしょうか。JPL-A100では、高さを低くしました。 JPL-G100は、そのデザインを世襲しています。使い易いデザインではありますが、古くからある日本の道具のような端正さとは違うデザインです。 【使いやすさ】 やや平たい内釜の重さはそれなり。決して重くはないが、軽くもない。できれば、ざるなどで洗う方が使い易い。内釜に印刷された水位目盛りはみやすく、使い勝手は良い。 ディスプレイ/コンソールは、単色タッチパネル。読みやすくはあるが、色での誘導ができないため、初見は戸惑うが、すぐ慣れる。炊飯は一度条件を決めると、別の設定にすることはなかなかないので、問題はない。また不要な表示、ボタンスィッチはできる限り、省略されており、すっきりしている。 モデル:JPL-G100-KLは、前年モデル:JPL-A100では、十分こなれていなかったフタの開閉などもこなれており、感じも良い。 使い勝手が悪いとすると、特記すべきところは見当たらなかった。 【炊き上がり】 炊き上がったご飯は、粒ダチがよく美味。 今回は「蒸らし」工程時の水分調整が工夫されているが、コレはおいしさの安定度に寄与している感じ。数回炊いたが、味のブレが全くないレベル。 要するに、常に美味しく炊けるのだ。 【サイズ】 ボディが低めのため、逆に底面積はその分、やや大きめ。とは言っても、目くじら立てるレベルではなく、心持ち。 いずれにせよ、キッチンにモノを置きすぎていない限り、問題はない。 【手入れのしやすさ】 使用後の洗浄で毎回行わなければならないのは、内釜と内ブタのみ。内ブタには多少の凹凸があるものの、洗いやすい。 【機能・メニュー】 迷うのは、この価格でありながら、WiFi機能を搭載していないところ。 今回も、銘柄米ごとの炊飯メニューは増え、強化されている。もし、WiFiが付いていたら、増えたメニューのアップデートは可能。今回、メカにも手が入っているし、今後もメカには手が入る可能性があるので、付けていないとすると本末転倒。 どのメーカーの味もよく、逆な言い方をすると、味にほとんど差がなくなった現在、サービス差はメーカー支持の要因になることが十分考えられる。 メニュー的には基本問題ないが、それは今、現在のこと。できる限り長期の、ユーザーと商品の間を良好にできるよう努力してほしい。特に、最高機種なことですし。 【総評】 美味しい、そして安定して美味しく炊ける、高級炊飯器に恥じない機能は、とても魅力的。 ここ10年の集大成モデルの完成形と言える。その意味では、買って損なし、お勧めできるモデル。 逆に寂しいのは、次が見えないこと。手っ取り早いのは、WiFiを付けネットと繋げることだが、同時にサービス提案することが不可欠。フラッグシップモデルは、ちゃんとした実力だけでなく、未来方向を示すことも重要。そのところは、満たされていない様に思います。
ぬへ
投稿日時:2021/06/21
【デザイン】5 〇 凹凸が少ないすっきりしたデザイン 〇 本体表面はサラサラしたマット調 〇 つゆ受けはシルバーメタリック調 【使いやすさ】4 〇 大型のタッチパネルで操作が楽 〇 0.5合から5.5合まで目盛りが0.5合きざみ △ 内釜が重いので力がないと持ちずらい △ バネが強くフタに手を添えて開けたほうがよい △ 取っ手が無いので移動は不便だが、掃除が楽なので意見がわかれるところ × 液晶がセグメント表示なので、銘柄指定などがわかりずらい 【炊き上がり】5 〇 圧力炊飯器のもっちりした炊きあがり 〇 1合未満でも中ブタを使うことでムラなく炊きあがる △ 土鍋特有の旨みは安いお米ではわからなかったが、高いお米なら差が出ると思う 【サイズ】3 〇 フタを開けたとき後ろに出っ張ることがない △ 外釜、内釜、中ブタが土鍋のため重い △ 炊飯時の蒸気が多め × 一般的な圧力炊飯器よりも大きめ 【手入れのしやすさ】5 〇 すっきりしたデザインで掃除が楽 〇 マット調で汚れを拭き取りやすい 〇 つゆ受けにつゆがほとんど貯まらない 〇 内ブタがマグネット式で付け外しが楽 〇 バックアップ用電池が自分で交換可能 【機能・メニュー】5 〇 再加熱機能はないが、通常保温はじゅうぶんな温かさで、湿度コントロールでもっちり感も持続 〇 銘柄指定や一合炊きなど多機能、多メニュー △ 説明書には操作方法が細かく書かれているが、特徴や機能についてはカタログやWebで確認したほうがわかりやすい 【総評】4 全体的に完成度の高い製品 内釜は5年間保証で安心 ただし12万円を超える価格を考えると、液晶はドットマトリクスで詳細表示に、蒸気が多めなので蒸気ブタも欲しい フタのバネが強いのはタイガー製品の特徴なので慣れが必要 せっかくモニター提供していただいのに、ふつうのお米では本土鍋の旨みを活かしきれないのがもったいない
【デザイン】 ミネラルブラックは真っ黒ではない炭黒色で優しい色味、マットな質感は高級感があります。余計な装飾が無いシンプルデザインは全体的にスッキリとしており、ごちゃつきがちなキッチンや食卓テーブルに置いても主張をあまりせず悪目立ちもせず、ある意味、インテリアに馴染みやすいかと思います。 【使いやすさ】 操作パネルは画面サイズ、数字ともに大きく見やすいです。複雑な調理メニューが無いぶん、操作もシンプル、間違いようが無い感じですね。 【炊き上がり】 炊いている最中からいつも(今まで)よりも濃厚な甘い香りが漂い、期待に胸が高まりました。普段食べているお米はゆめぴりか、それとたまたまお付き合いでいただいたノーブランド米もあったので両方炊きました。どちらも甘さともっちり感が数倍倍増!旅館などでいただく土鍋ご飯を食べているようでした。毎日こんなに美味しいご飯を炊飯器で炊いて食べられるのは素直に嬉しい。特にノーブランド米はもともと甘さや粘りも少なめの軽い食味だったのがブランド米に近づいた感じさえしました。お米の底力?を引き出したのでしょうか。 冷めたご飯もちゃんと甘みともっちり感があります。お弁当持ちにもとても良いですね。 【サイズ】 本土鍋が入っているのでそれなりの重さはあります。大きさも他の土鍋炊飯器は使ったことはありませんが、とても美味しいご飯が炊けることを思うと許容範囲、普段はキッチン内のカウンターに置いています。人が集まる時はテーブルに移動する事もあるので取っ手が無いのは少し不便です。 【手入れのしやすさ】 外観は表面がさらっとしているので手跡等も付き辛くフキンでサッと拭くだけでOKです。内蓋もマグネット式でカチッと一発ではめられるのは気持ち良いです。内釜もコーティングが素晴らしく普通の土鍋のようにはくっつかずに取り分けしやすい。炊く時の水蒸気も内側フレームにほとんど溜まらないのは衛生的でいちいち拭く必要が無いのも楽。そして付属のしゃもじまで優秀!今まで使ってきたどれよりもご飯粒が付かない!というか全く付かない!洗うのも非常に楽です。 【機能・メニュー】 美味しいご飯を炊くためだけの炊飯器なため、近年よくある煮込み調理やケーキを焼く等のメニューはありません。付属のお米計量カップにはお米の他に大麦1割と3割のメモリがあり、まだ使いこなせていませんが健康志向のご飯ライフのためにこれから麦ご飯を始めようと思っています。 【総評】 日々のご飯炊きのプチストレスを軽減してくれたり、なんと言っても甘くて美味しいご飯を炊飯器で炊けることは気持ちを豊かにしてくれますね。美味しいご飯に合わせておかずも少し頑張ったり、色々な銘柄のお米を食べてみたくなりました。 今までは美味しいご飯を食べたい時は土鍋やル・○ルーゼ鍋でガス炊きしていましたが(暑い季節は苦痛、土鍋はお手入れ大変、時間・気持ちに余裕がある時だけです)、これからは鍋の出番が確実に減るでしょう。